目的意識を設定しよう

社会人になり会社に就職すると最初は希望に満ち溢れています。しかし、だんだんと年数を重ねていくと良い意味で何も考えずに仕事をすることができますが、マンネリとなり意欲を見いだすことができない場合もあります。そのような状況の中でモチベーションをどのように上げ維持していけばよいのでしょうか。

仕事のモチベーションが下がる最も多い理由は、目的意識の欠落です。例えば、新入社員の場合新しく、仕事を覚えないといけないのですべての事柄が新鮮です。そのため、緊張感を持ってすべてを覚えようとする目的意識を明確に持つことができ打ち込むことができます。

しかし、年数が経つと慣れてしまい意識的に目的を持つことが、困難となります。大きなプロジェクトを任されている場合や部下の指導をするポジションとなればある程度の目的意識を持つことができますがそうでない場合にモチベーションを上げ、維持することが困難です。

そこで、日々の中で小さな目的を設定することが非常に大切となります。例えば、今までかかっていた書類の作成時間を20分短縮するように目的を設定することや朝の出社時間を15分早くするなどの目的を設定することが大事です。このような小さな目的を設定し、日々その目的を達成するように努力することが緊張感を維持し、意欲の向上に繋がることになります。したがって、まずは自分自身ができる範囲で目的を明確にして、それをクリアしていくことが得策です。